あの人の生活と制作

短編アニメーション『高野交差点』完成しました。次回作構想中。

2023年に作ったアニメーション『ネコと和解せな』を今さら告知する

あけましておめでとうございます。二年強ぶりの更新のようです。

 

Xではお知らせしていましたが、去年はこういうものを制作しました。MVと劇映画のちょうどあいだみたいなアニメーションになりました。初めての商業作品(?)とあって、色々勉強させていただきました。


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最近はまた次の作品を準備しています。

今回はもう少しだけ尺が長めの短編を作ってみようと思っていますが、どういう形で制作・発表できるのかも定まらないし色々難しいですね。

やっぱり人手が足りない。チームや会社で作っているわけではないので、その極度に限られたリソースの中で実現可能な企画を考えなければいけない。そういう技術的な制限の類は、商業化を前提としないのであれば実はそう悪いことではないと思っている。短歌や俳句などの定型詩が音節の数という鋳型で言葉を制限されるのと似ているから。

今ある手札で何ができるかということを『高野交差点』の前からずっと考えている気がするが、おれの場合その手札の足りなさをひたすら「時間」で補うしかない。時間がかかるとどうしても寡作になる。寡作になると(巨匠でもない限り)人々の関心を惹きにくくなるし、「数打ちゃ当たる」的なことができない。そうするうちに自分の「理想」に閉じこもってしまい、自分が何を作ってきたのか、作っていくべきなのかを見失うのではないかと危ぶんでいる。

作品の内容であれ人々の反応であれ、おれはもっと何らかの「広がり」が欲しい。が、わがの脳みその不器用さは変えられないので、おれはほんまは誰かと一緒に作るのがいいんやと思う。

一緒にインディーアニメを作りたい人いませんか?「バンドメンバー募集!当方ボーカル」みたいな感じであれですが。