あの人の生活と制作

短編アニメーション『高野交差点』完成しました。次回作構想中。

なんやこの絵は

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 これはたしか、色々悩んでいた頃に無理やり描いた絵。

 見ようによっては細部は美しいし、なかなか頑張って描いてはいる。しかし全体の演出意図がよく分からない。よく分からない。

 まあ悩んでなくてもいつでもそんな絵ばっかり描いているが。

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どっかの誰かに宛てた手紙

 日記を書くとき、ときどき戸惑う。「だ・である調」か「です・ます調」のいずれによって書くべきなのか。

 要するにこれは、誰に向けて書くのかという心持ちの問題である。もっと言えば、目下のところ誰に向けても書いていないから、なんとなく首が座らない、という問題でもある。

 しかし、日記とは本来そのようなものではないか。どっかの誰かに宛てた手紙ではないか。

 一編の文章中においては、いずれかに統一されているのが好ましい、という以外に何らの指標もない。

 こうしてまた一つ、どっかの誰かに宛てた手紙がネットの海を漂い始めるのでした。

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 本日は、チラ見せ鎖骨クソださVネック塩顔メガネ男子。これはただの直感による推量だが、この絵は四月二十五日あたりに描かれたんじゃなかろうか。かなりはっきりとなんとなくだが。

次の瞬間、裸足でふぁさっと

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 降り立つ。きっと気持ちが良い。

 眼下に広がる景色から深く息を吸い、もったいぶるように長く吐く。

 唐突に大声が出したくなって、まずは控えめに「あー…」とつぶやいてみる。あたりを見回す。誰もいない。再度「あー」と言ってみる。自ずと声がでかくなる。そしてもう一度。もはや叫んでいる。高まってきた。これはあれを抑えきれないかもしれない。

 そしてついに、思わず「×××××」と咆哮する。

 なんて気持ちが良いんだ。あなたはそう思いながら下山した。

 (×××××は任意の文字列)

かわいい千ハク

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 数年前にスマホの壁紙用に描いた絵だが、未だに使っている。

 当時これを描くにあたって久しぶりに「千と千尋の神隠し」を見返した。宮崎駿は触覚に訴えるアニメを作るなあと改めて感じ入ったことを覚えている。

 まあ今日はそれだけ。

Amazonプライムビデオは元が取れるの?

 Amazonプライムビデオ、いろいろと映画が観たくなってつい始めてしまった。映画欄をざっと見た所、品揃えは以前利用していたHuluとそれほど大差がない。ただ、料金はずいぶんと抑えめで、金のない野郎にもやさしい。

 さっそく「おくりびと」と「2001年宇宙の旅」を観た。名作と呼ばれるような作品を一通り観尽くしたら用がなくなりそうではある。

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 またもや昔描いた絵。

 アナログで小さく描いた絵をスキャンして、原寸大以上の大きさで見ると、紙や線の質感がより鮮明になって見応えがある。自分で描いた絵を前にして、見応えも何もないのだが。

再開しよう

ネット上でのあらゆる活動を停止してからはや数年。

久々にこういうことをしてみようかと思う。

ひと目につかない場所で細々と公開するのはどこか心が安らぐ。

特に誰が見るわけでもないが、それでも誰かは見ている、というところが丁度いい。

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今日は取り立てて書くこともないので、以前描いた絵でお茶をにごす。

今後は思い付いたことや制作中のアニメーションについて述べたり、日々の絵を公開したりしていこうと思う。